The Diary of CALIBRA

カリブラ日記


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1998/12/31 (Thu)

 ボディ右アンダーにシミみたいなのがある事に気付く。
 近くでまじまじと見てみた。

 ……。

 潤滑系の物体、即ちパワステフルードだ。
 フロントフェンダーからリヤバンパーまでおびただしい量が付着している。 ホイールもギトギトだ。
 あの日の高速走行でリヤまで流れちゃったのだろう。 しかも、F・フェンダーから垂直下の地面がオイルで湿っている。

 果たして、パワステポンプだけの問題なのか!?
 そう、このオイルがパワステフルード”だけ”と言い切れない所が怖い。
 やはり、遅めの1年点検をやってもらうしかないなぁ。

 霜で豹柄になっているから、汚れに余り気を留めていなかった。 決定打を見てしまいダメージ倍増。

 夕方、来客があるので少し動かした。 見事に異音が発生する様になった(号泣)。


1998/12/24 (Thu)

 出社前にリザーバタンクを開けてみる。

 「空っぽ(滝汗)」

 暫くはマーチONLYだな、こりゃ。

 昼休みにヤナセに問い合わせる。 もう年の瀬だ。 年内入庫は無理だろうが、予約だけ済ませよう。

 窓口の方に「何か変な音しませんでしたか?」と訊かれたが、私には自覚がない。 「いいえ」と答えると電話の向こうで唸ってしまった。
 雲行きがメチャクチャ怪しい。

 そんな状態なので引き取りをお願いしたら、超反応で断られてしまった。 そうよねぇ。 お宅で買った訳じゃないもんねぇ(-_-;。
 まぁ、ごねてもこっちが損するだけなので、素直に諦める。
 年明け5日に入庫の約束をして電話を切った。


1998/12/23 (Wed)

 所用の為仕事を早めに切り上げ、東京に向かう。 帰途、睡魔に耐えきれず 蓮田SA で仮眠を取った。
 悲劇はこの間に起こった…。

 「4駆警告灯が点いてる(汗)」

 いや、4駆警告灯自体は頻繁に点くので慣れているのだが、エンジンを再始動しても点きっ放しというのは経験がなかった。
 今回の問題は別の所にある。 おそるおそるハンドルを回してみる。

 「重ステになってるぅ、いやぁあぁ (ToT」

 …遂に来てしまった。
 カリブラの4駆システムはパワステポンプと連動している。 具体的には後輪に駆動力を与える為のクラッチを作動させるのにパワステの油圧を使っている(ブレーキング時にこのクラッチを切り、FFにしてABSの効きを良くするのが目的らしい)。

 上にも書いたが、ここ最近私のカリブラは4駆警告灯が頻繁に点いていた。 これはイレギュラーでFFになっている事を意味していて、エンジンを再始動すれば復旧する。
 POINT26のメンバーでも同じ症状が出ている方が何名かいらっしゃるが、大概コーナーリング中だという(=ステア操作と4駆クラッチの両方を賄うだけの油圧がない?)。
 一方、私の場合は信号待ちの発進時に起こる。 ステア操作はないのだ。 同症状で悩む1人と「パワステ自体が怪しいですねぇ」とやりとりしていた矢先の事だった。

 ショックである。 しかも、家までまだ掛かる。 一番左の車線を項垂れながら帰って来た。
 まだ38,000kmしか走ってないのに…。


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Last update : 2009/06/12
Initial release : 1998/12/23
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