The Diary of CALIBRA | 0901 , Tips

カリブラ日記

オイルキャッチタンク作製記


事前情報

 ホースの径は以下の通り:
  ・エンジン → タンク (In): 15mm
  ・タンク → インテーク (Out): 19mm


2007/12/15 (Sat)

 仕事帰りにJHへ行き、素材を探す。
 BSの耐油ホースがあったが、15mm径は置いてないっぽい。
 容器は調理用の500ml辺りで手を打っても良さそうだが、丁度良いニップルが無い。 園芸用品売り場の樹脂製で妥協か?


2008/02/23 (Sat)

 JHで部品購入。
  ・樹脂容器 500ml
  ・ステンメッシュ 0.14 * 200 * 300 mm

pic:容器 試しに買ってみた  pic:ステンメッシュ セパレーター用  pic:合体 こんな感じに

2008/02/27 (Wed)

 D2で部品購入。
  ・樹脂容器 940ml,500ml の2種
  ・カップリング 15mm,19mm
  ・自在バンド 15mm * 2個,19mm * 2個
  ・エポキシパテ プラ用
  ・バスコーク
  ・ビニール用ボンド

 カップリング15mm・19mm、ホースバンド、接着剤各種。
 蓋がねじ込み式の容器があったので、試し買い。
 あとは耐油耐圧ホースだな。 JHに15mmのがあれば一発なんだけど……。
 この先は、週末にカリブラのエンジンルームを見て現物あわせしないと進められん。

 メモ: ブリヂストンのホース
  ・15.9mm(5/8in) :PA0310 \2k/m
  ・19mm(3/4in) :PA0312 \2.5k/m
  
 検索すると真っ先に出てくるページ http://webgarage.or.tv/am/html/1.html にて。
  
 因みに、15mmは3/5in。


2008/02/28 (Thu)

 SCで部品購入。
  ・耐圧ホース 15mm,19mm 共に60cm

 念の為、JHにも足を延ばす。
 ホースは15mmがなかった。
 カップリングもほかの店と同レベルの陳列。
 フッ素入りのOリングを買ってみる。


2008/03/03 (Mon)

 カリブラのエンジンルームを観察して、容器の見積もり。
 940mlの奴は、助手席側に収まりそう。 なべさんと同じ位置にするには、500mlで限界。

pic:仮置き1-1 ここがベスト  pic:仮置き1-2 これは無理か
pic:仮置き2-1 反対側の候補地  pic:仮置き2-2 こっちなら置けそう
pic:仮置き3 ホースのシミュレーション

2008/05/10 (Sat)

 タンク固定用のU字ボルトを買う。 プレートと組みで使って、挟む訳だな。

pic:想像図 最終形態案

2008/05/18 (Sun)

 JHに行き、U字ボルトの相方を捜す。 今回はユニクロで妥協。
 対バルクヘッドのステーは、形が見えてきてからにしよう。


2008/05/24 (Sat)

 作製開始。
 メジャーを使って20mmの間隔を確保した後、更に10mmずつ遠ざけた所に打刻。 穴開けはドリルを使ってざっと行う。
 19mm側を失敗(ノ∀`)
 最後に、リーマで調整。

pic:容器 こいつを採用  pic:マーキング 位置決め  pic:打刻 打ち込み
pic:平べたドリル サークルカッタードリル版  pic:早速失敗 焦りすぎだよ!  pic:補修 何とかなった

 容器が ポリプロピレン の為、専用の接着剤が必要という事が分かった。
 手許にあるのは(今回準備した物も含めて)全滅orz


2008/05/25 (Sun)

 ポリプロピレン用の接着剤を探しに。
 取り敢えずのVHにあったので、ここで目的達成。

pic:PPX 救世主様  pic:PPX能書き 見よ、この威力

 容器への接着面積を確保すべく、フランジを加工。
 ここにビスを打つのも良いね。

pic:フランジ加工前 フランジを――  pic:フランジ加工後 ――楕円形に加工  pic:カップリングと合体 なかなかタイトな仕上がり

2008/06/01 (Sun)

 MotoGPを観ながら作製。
 カップリング留めのフランジは、接着面をR加工すべきだったな。 接着自体はできたけど、線状にしか着いていない。 強度は出ていそうなので、ビスで補強すれば大丈夫そうだが。
 Oリングは内側に回すべきだった。 でもそうすると、接着剤とプライマーのパラドックスが……。
 まぁ、駄目なら今度は金属の缶を使うさ。

pic:カップリングを接着 接着はできたが……  pic:隙間 隙間に納得がいかない

2008/06/05 (Thu)

 カップリング接合部にRを付ける事にした。
 大雑把にやってみて行けそうなので、休日に精度を出そうと思う。
 巧くいかなければ買い直しも視野に入れる。


2008/06/06 (Fri)

 D2に寄って、カップリングと容器をもう1セット購入。
 粗めのサンドペーパーも購入。 容器に這わせてヤスリ掛けした方が早いだろう。

pic:加工ツール(笑) これでRを出す  pic:加工後のフランジ 巧く削れました

2008/06/29 (Sun)

 作製再開。
 最初の容器を叩き台に回し、穴開けの練習。 間隔は30mm空け、そこから10mm離れた所に目打ち、穴開け。
 修正が簡単にできる様に、両方とも14mmで開ける事にした。
 15mmの方は最終的に17.3mm、19mmの方は20.6mmに拡張。

 新しい容器を使い、一通りおさらい。
 穴開け作業の合間に、カップリングとフランジを接着。 PPXを塗布できる状態まで来た。
 今日はここまで――と思ったが、PPXでの接着までやってしまった。

pic:カップリング 重要なパーツ  pic:本番パーツ 練習の成果  pic:第1の手段 納得の出来

 補強用のビスを買いに行く。
 ↑
 VHで2*6mmのタッピングを買ってきた。
 やっぱり穴開けしないと駄目みたい。

 って事でD2に出直し。
 1mmのビットとそういう小径ビットを留める為のチャック。

 結局、タッピング以外は無駄な出費になった。
 2mmの穴が必要で、手持ちのビットで用が足りたorz

pic:第2の手段 タッピングで補強

 部屋で出来る作業は終わり。
  
 今気付いたが、ジーンズにPPXの第2液が垂れていた。 指に着いたのもこいつのトバッチリだろう。 カップリングが受けたと思ったのだが、場外まで飛んでいたらしい。 シャツの裾で隠れる場所なので、無視しよう(笑)。
 やっぱりこういう時は、作業用の服を着ないと駄目だな。


2008/06/30 (Mon)

 今更だけど、Oリングを填めてから目打ちすれば良かったな。
 Oリングは諦めて、スーパーXを充填する事にした。

 pic:スーパーX 救世主様2号  pic:間違った使い方(笑) 気密性を確保すべく塗布

2008/07/01 (Tue)

 OCTを実車に持って行く。
 ボンネットオープナーのワイヤーが邪魔。 こういうのを見ると、ハンドルの位置は原産国のままの方が良いなぁ。
 バルクヘッドからは60〜70mm程度離す事になるか。 U字ボルトの両方をステーに絡ませたいが……。


2008/07/05 (Sat)

 JHでステー購入。
 取り敢えず1本。
 ↑
 やっぱり2本が良いか?

pic:仮置き ん〜どうでしょう?

2008/07/09 (Wed)

 ステーについて閃く。
 U字ボルト側のプレートの真ん中に穴を開ければ、1本吊り出来るぞ。


2008/09/14 (Sun)

 プレートの真ん中に、皿ボルト用の座繰りを入れる。
 あまり巧くできなかった(´・ω・`)


2008/09/16 (Tue)

 ステーをもっと軽い物にすべく、選定し直し。
 ストレートの物を買ってきて、自分で曲げる事にした。


2009/01/04 (Sun)

 年越ししてしまったが、いよいよ取り付け。
 バルクヘッドへの固定方法に悩んでいたが、リレーボックスのフックを流用する事で解決。 よく思い出したよな(笑)。

pic:取り付けポイント 眺めててピコーン(AA略)  pic:ドナー 発掘!!  pic:獲物 ありがたや

 これで障害は無くなったので、一気に作業が進んだ。
 バルクヘッド無加工で済んだのはデカイ。

pic:脊椎コンビ 運命の出会い  pic:変形 第1形態  pic:仮置き ん〜どうでしょう??

 U字ボルトは1本でも良かったかも知れない。
 タンク・ステー一式の重さ、現状で800g。

pic:合体 第2形態  pic:変形 第3形態  pic:合体 最終形態!!  pic:勇姿 後ろから

 タンクにスロットルワイヤーが干渉してるけど、大丈夫だろう。
 インテーク側の口がひねれたのはラッキー。

pic:ビルト・イン!! ちょっと頭垂れてるな  pic:お助けマン 拙者が助太刀致す
pic:今までの蓄積 こんなの戻すなよ(;´д`)  pic:あらよっと ひねれるのかよっ!!

 大詰めで問題発生(;゚Д゚)
 自在バンドの径が小さくて買い直し。 パッケージを信じれば実用範囲だったのに、駄目だった。
 19mm用に買い足して、元の19mm用を15mm側に充てた。

pic:しんがり あとは彼らを填めるだけ  pic:全景 ここまで長かったな

 最終的なホースの長さは、15mm側が55cm、19mm側が27cm。
 カップリングの配置を見直せば、15mm側はもっと詰められると思う。

 9時に始めて15時に終わった。
 途中買い出し2回。

 さて、耐久性は如何ほどの物だろうか?
 念の為、元のホースをラゲッジに忍ばせておこう(笑)。


購入部品リスト

 使用部品だけです。 工具や消耗品は含みません。

Date Stores Items Item-Details Prices
2008/2/23 JH ステンメッシュ 0.14 * 200 * 300(mm) 520
2008/2/27 D2 サークルポット 940(ml) 電子レンジ対応品 448
カップリング 15(mm) 278
19(mm) 298
自在バンド 19(mm) * 1個 198
2008/2/28 SC 耐圧ホース カクイチ インダス CS 19(mm) * 0.6(m) @530 318
〃 15(mm) * 0.6(m) @450 270
JH Oリング フッ素素材 15(mm) 147
〃 18(mm) 157
2008/5/10 D2 Uボルトプレート 3/8*3(in) 1/2 * 2枚 @98 196
Uボルト 3/8*3(in) 1/2 150(mm) * 2本 @198 396
2008/5/18 JH ワッシャー 3/8(in) ユニクロ *4枚 @4 16
スプリングワッシャー 〃 *4枚 @5 20
蝶ナット 〃 *4個 @40 160
2008/6/28 VH タッピングねじ 2 * 6(mm) * 20本組 120
2008/9/14 JH 皿ボルト M6 ステンレス * 2個 @22 44
2008/9/16 SVH ステー ストレート,6(mm)穴 335
2009/1/4 SVH ボルト M5 ステンレス 19
スプリングワッシャー 5
ワッシャー 4
ナット 8
D2 自在バンド 25(mm) * 2個 @198 396
T o t a l 4353

0901 , Tips | The Diary of CALIBRA
Last update : 2009/06/12
Initial release : 2009/01/05
Documented by